お客様から、不動産の贈与についてのお尋ねが税務署から来た、という連絡を受けました。

これは、税務署が毎年不動産登記簿をみて譲渡や贈与と書いてあるものを見つけると、譲渡所得税の申告や贈与税の申告のおすすめのハガキを送っているものです。

 

お客様としては、税務署からの葉書という事でビックリして持ってらっしゃいました。

実はこのお客様の贈与は相続税の対象なのです。

死因贈与といいますが、ある方が無くなって本来は法律上の法定相続人ではないが、死亡したら財産を贈与するという約束をしている場合は、遺言書で法定相続人以外が財産をもらう場合(遺贈といいます)と同じように相続税の対象として相続税が課税されます。

知らなかったのは、実は遺贈が原因で不動産の名義が変わっても不動産登記簿の表示が遺贈とは登記されず単純に贈与と登記されるとの事です。

尚、正式の遺言書がある場合は遺贈と登記されます。税務署は単純に不動産登記簿を見て所有権の移転の原因が贈与だから贈与税の申告として問合せを送ってきたものです。

このお客様については、死因贈与のお問合せ受け、相続税が課税されることがあること、お客様の場合は法定相続人の関係で基礎控除(相続税がかからない最低限の金額)が大きいため何も税金はかかりません。登記だけをしておいてください。と言っていたものでした。

 

以前も死因贈与をしたことがあったのですが、その時は相続税が課税され相続税の申告をしていた為不動産の登記原因が贈与になっているとは確認していませんでした。

今回の件については、税務署に問合せたところ事情が分かる説明をしてくれればいいという事でしたので、なぜ死因贈与になったのか、おおよその基礎控除等の説明書を作り無事に終わることになりそうです。

 

不動産登記の所有権移転の登記原因に相続、売買、遺贈、贈与等はあっても死因贈与というものが無いという事を知らなくてビックリしました。

当然お客様もビックリされたわけです。

お客様を驚かせてすみませんでした。毎年相続の申告は30件以上させて頂いているのですが、まだまだ勉強が足りないという事でしょうかね。。。

 

相続税の申告は、

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