先日セミナーで『相続の失敗事例・トラブル事例』というテーマで話をさせて頂きました。

今までの数多くの相続税の申告経験や弁護士さんからの相続の相談などから学んだ相続のトラブル事例などを集め始めると、自分の経験からでも膨大な事例が出てきます。

あまり税金が絡まない話にしたかったのですが、どうしても税金という面から物事をみるので税金のトラブル事例も色々あります。

 

それらを順次紹介していこうと思います。

 

まず典型的な事例から。

 

 

・相続人が行方不明である

 

これは困ります。つまり、相続人が行方不明ということは遺産分割が出来ないということです。

戸籍謄本を見ると奥さんと子供が3人いる。しかし、子供のうち1人が行方不明である。実質的に家族と連絡を取っていない。どこに住んでいるかも誰も知らない。

このような場合、実務的に銀行預金の引出しはどうするのか。銀行預金を引き出す為には法定相続人(戸籍で確認します)全員の実印を押した印鑑がいります。これが取れない。

 

会社の社長や、個人で商売をしている人などは個人不動産を担保に入れています。更に個人の借入金もありました。新たに事業をしようとして、不動産の担保に入れる時も不動産の所有者が決まっていないわけですから担保に入れる事もできないという問題も出てきます。

とにかく行方不明者がいるということは実務の面では大変な問題を引き起こします。税務当局は、未分割財産として多額の相続税をとっていきます。

(以下次回)

 

 

 

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