デジタル遺品について

~ スマホのパスワードがわからない ~

 最近、年配の方のスマホ活用が増えています。

 それは、LINEやFacebookのようなSNSを使う方が増えたり、 血圧や脈拍等の健康情報を蓄積するアプリが介護医療分野で急速に普及してきたり、 スマホを利用したキャッシュレス決済が政府の政策などでかなり普及をしてきたり、 以上のようなことが、あくまで一因ではあると思いますが、年配者のスマホ利用者を後押ししているのではないでしょうか?

 ただ、実は携帯キャリアや製造メーカーは故人のスマホが開けないのです。

 デジタル遺品の主役は今後も当分はスマホになりそうです。しかし、故人のスマホのロック問題を解決する体制はまだほとんどできていないのです。

 スマホのパスワードに関しては携帯会社に問い合わせても解除には応じてもらえないのです。

設定や中身までは責任を負いきれないし、技術的に難しいという事情があるみたいです。

 スマホを中心としたデジタル遺品問題は今後、数が増えていくと思います。それなら、デジタル遺品サポートを手がける企業が成長してすべて請け負えるようになるかというと、それも技術的に難しい模様なのです。

 「デジタル遺品の中身が見られず、遺産や情報に手を付けられない」という状態にならないように考えていかないといけない時代が近づいているようです。

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