これって詐欺？「消費料金に関する最終告知のお知らせ」

架空請求の代表的なものとして、ネットのコンテンツ利用料に関する詐欺が多いようですが、最近「消費料金に関する訴訟」ハガキが、「国民訴訟お客様管理センター」と名乗るところから届いたという相談が、消費生活センターや警察に寄せられているようです。

このようなハガキがきたら破り捨てていただいて構いません。電話による振り込め詐欺のハガキ版です。消費生活センターでは以下のように注意を呼び掛けています。

（1）電話番号に連絡をしない

電話番号などの個人情報を知られる恐れがあるので、絶対に連絡してはいけません。

（2）一切支払わない

一度払ってしまうと、業者からカモと思われ、次々と新たな請求が続きます。少額であっても、身に覚えのない請求には応じてはいけません。

（3）名称などに惑わされない

公的機関や大手通販サイト、有名サイト名などと勘違いするような名称が多く使われています。

（4）悪質なときは警察に相談する

脅されたり、直接回収にきたりした場合は、すぐに警察に連絡してください。

（5）裁判所からと思われる文書が届いたとき

裁判員制度を悪用した手口が発生しています。正式な裁判所からの通知を無視すると不利な判決となる恐れがあります。裁判所からと思われる文書が届いた場合は、迷わず消費生活センターや警察などに相談してください。裁判所からの連絡がハガキでくるというこはないそうです。

従来からの詐欺電話のほかにも、インスタグラムやツイッター、LINEなどを使ったスマホビジネス・副業詐欺、仮想通貨詐欺など、次から次へと新しい手口も発生していますので、用心しましょう。

（記事）【所員：岩永】

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