雇用環境の改善に、助成金を活用しましょう

厚生労働省が所管する、今年度の雇用関連の助成金制度が出そろいました。 処遇改善への取組みにおいて、内容が拡充されたものもあります。今回は比較的利用しやすいものをいくつかご紹介いたします。

まずキャリアアップ助成金についてですが、平成30年度はさらに拡充し、賃金規定等共通化コース、諸手当制度共通化コースにおける2人目以降の助成額が増額されました。

また、人材確保等支援助成金の介護福祉機器助成コースでは、非装着型移乗介助機器、装着型移乗介助機器が対象に追加されています。

助成金にはそれぞれ細かな要件が設定されており、申請や受給に当たっては、計画や実施 報告等、さまざまな書類の作成が必要です。その入り口として、どのような場合にどんな助成金が検討できるのかご紹介します（下図）。

なお、ここにご紹介した以外にも、高齢者の採用やパートの処遇改善、教育訓練等、幅広い助成金が用意されています。詳しくは、末尾記載の厚生労働省サイトをご参照ください。

（記事）【所員：山見】

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