売上は伸びないのに労務コストは少しずつ増加し、収益を圧迫しているということをよくお聞きするようになりました。
仕事の効率化の努力はされていると思いますが、なかなか生産性が上がらず苦労されている方も多いのではないでしょうか?
インターネットの記事で、TUTAYAのセルフレジが紹介されていましたので、そのお話をしたいと思います。
セルフレジでは、書籍の購入はもちろんDVD等のレンタル・返却・延滞清算などすべての業務を行うことができ、支払も現金・電子マネー・クレジットカードを使用することが出来るそうです。
導入以前は、レジカンターに常時3人~4人スタッフがいたそうですが、セルフレジになってからは1名で対応できるようになっており、利用されている方も慣れた感じで簡単に済ませて帰られていました。
セルフレジが数百万したとしても、その後の2名~3名分の人件費が永久に削減できるのであれば投資金額はすぐに回収できますし、仮に売上が伸びたとしても労務コストを増やさず対応することが出来るようになります。
レジをセルフに変えるとサービスが落ちて、お客様からクレームが増えるのでは?ということを考えられるかもしれませんが、誰も鉄道の券売機でなぜ駅員がいないんだ?って思わないですよね。私たちはセルフに慣れてきていますから。セルフレジの利用の仕方もyoutubeにアップされており、事前に使い方を確認しておくこともできます。
小さな改善の積み重ねも当然大事ですが、根本的な視点を変え、新たな方法の導入することで、大幅な労務コスト改善に繋がる可能性があります。
ただ、これも人間の仕事が無くなっていく流れの一つなんだなぁと感じてしまいました。
(記事)【所員:石橋】
=====================
※相続のご相談なら長公認会計士事務所 まで
HPアドレス http://www.chou-acctg.com
電 話 092-731-4640
=====================